ウェディングについて、どこかに役立つヒントが見つかるかも知れません。 まあそれはそれで需要があるからこそのそのリストなのだろうし、それぞれの歌は私も好きなものがいくつかあったのでいいんですが、問題はその結婚式場の雰囲気にあまりにもマッチしていないことでした。私達が選んだのは神戸の小さなホテルで、どちらかと言えばアンティークな色調の落ち着いた雰囲気だったのです。映画音楽ならBGMに最適なんじゃないか、と。
中世ヨーロッパ風、と銘打った結婚式場でしたから、ヨーロッパ映画のBGMを使ったらぴったりなんじゃないか、少々年老いた2人にもしっくりくるんじゃないか、と考えたのです。BGMはリストに好みのものが無ければ自分で編集して持ち込み可、と言われましたので、自分の手持ちのCDからせっせとMDにダビングして、前日に結婚式場のスタッフさんに手渡しました。何だか色々こだわりすぎてその曲目を忘れてしまいましたが、入場曲は映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の有名な曲「トトとアルフレード」にしました。
あまりにも有名なのでおそらくうちの母も知っているだろうしホテルの色調にも合う気がしたので選んだのですが、何の事前打ち合わせもしていないのに、イントロ部分が終わり主旋律が始まるそのタイミングで結婚式場スタッフさんがサッと入場のドアを開けてくださり、「プロだ…!」と変に感動した事を覚えています。軽快なリズムの洒脱かつ可愛らしい曲で、お涙頂戴の式の後には若干軽すぎるかとも思いましたが、このテーマを背に親戚一同が結婚式場を出て行く様はエンディングにふさわしい気がして、1人自己満足に陥っていました。因みに両親への花束贈呈のシーンでは、映画音楽ではないですがルイ・アームストロングの「ファット・ア・ワンダフル・ワールド」をかけてもらいました。